マウントデリシャスの日記です。


by mtdelicious
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2007年 03月 10日 ( 3 )


日本中の読者が、この題を見てわくわくしている
事であろうと思います。

というのは、ツアーで各地を回ったら、たけし、たけしと話題沸騰で、
電話してても「たけし?」(なんでだよ)
妹が…と言いかけても「え。たけし?」(だからなんでだ)
おまいらは友達かー!!という程「たけし」(しかももれなく呼び捨て)の
知名度は日本中に知れ渡っていたからです。
という事で。
NYタイムズに特集を組まれる前に、自らカミングアウトしようと思う。

前回、たけしが遠くに居るところを、小声で意気地なく
声を掛け、無意味に終わったところで話は終わりました。

だいぶ前の事になるけど、用を済ました帰り、上野を通ったので
学校が丁度終了した妹と待ち合わしました。

学校内の食堂前で妹と合流すると、私たちは
駅の改札に向けて歩いていった。
すると、信号の前の人影を見て、妹が、
「あ。たけしと唯くんだ。」と言った。

2人は、立ち話をしていた。
私たちは丁度信号が青に変わって、2人を通り過ぎた。
通り過ぎるとき、妹が2人に
「青だよ」とぶっきらぼうに言った。
「ぁ…ぁぉだよ」(姉)

「…フン、バカじゃん。」
と妹は私を横目で見て言った。
自分は、すぐ真後ろに2人がいて、緊張して目を三角にしていた。

4人は改札を抜けると、唯くんが妹に絵の事で話し掛けた。
妹らは構内に立ち止まって話し始め、自分も一緒に立ち止まると、
さっきよりもなお目を三角にして棒立ちになった。

この人がたけしか…。

自分は声しか知らなかったのであるから、正面から
差し向かうのは、もちろん初めてなのだ。

一見して。
一言に言うと、この人は、「超美形」である。
女形のようなしなやかさがある。
歌舞伎役者のような整った面持ちは、
とてもあのように屁理屈、というかパソコンの事を淡々と
説明するとはまるで見えない。

隣にいる唯くんは、はおじさんのような貫禄に加えて(苦情受け付けます)
元ヤンの底力とでも言うのか迫力のオーラを放っているから、その側で
黙って佇んでいるたけしは、可憐な雰囲気が一層際立って見える。
唯君という人も亀梨なんとかにそっくりな相当華やかな美形であるが、
二人は好対照を見せて、とても興味深い絵面である。

というふうに、自分は目だけを動かして黙々と観察していた。

と、妹が、急に、「あ、おねえちゃん、これたけし。」
と紹介したので、自分はハッと我にかえる形でたけしを見た。

パチリ、とゆっくり瞬きすると、たけしは軽く会釈した。

か・・・・・!!かれん!!
自分は精神的に100Mくらい後ずさった感じがした。

徹頭徹尾寡黙にしていた自分に向かって、
妹は電車に乗ると、あんた何なのよ何黙ってんのよ、というような
事を言ってきた。

すごい美形なんだねたけし、驚いちゃったよ、と自分がつぶやくと、
「クラス一美形だね。だから、そういってんじゃん前からさあ!」
それは、前からよう!とでも言い換えられるような語尾のニュアンスを
持っていたので、自分は怖くなって黙った。

結局、またもやちゃんと面と向かってろくに礼も挨拶もできなかった自分でした。


ところで、妹の卒製は。
主席でした(^^;)そして、その絵は台東区買い上げになって
100万円が手に入り、卒業式は総代。大学院にも合格しました。
いやー。驚きですマジで。


そして最近。たけしと進展がありました!
自分はひょんな事から唯君と親しくなったので、
たけしと話す機会にも目出度く恵まれた。
話してみると。

たけしは、感じが悪いです。


おわり
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by mtdelicious | 2007-03-10 20:48 | ラブリーレイナ

ところで、こういう勘違いというか、
恥ずかしい事は度々あって、
今でも思い出すと心底参ったなと思う事がある。
それをもうどうせだから紹介してみる。

小学校の頃に、自分にはお気に入りの
真っ白なトレーナーがあった。
トレーナーには、真中に青いイカリのマークと、それを丸く囲む
ような形で何か横文字が大きくプリントされていた。
英語読めないくせに、なんかとりあえず
横文字ならカッコイイ、みたいなノリでした。
これを着て、自分はよくすまして歩いていた。

そうしたら、小学4年生だか5年生のある日、
国語の時間に、ローマ字、なるものの読み方を
習った。これは誰にとっても凄く面白くありませんでしたか?
みんな身近にあるローマ字を片っ端から読み始めた。

私は、あれ・・・・
ちょっとまてよ・・
と思い、自分が着ているトレーナーの横文字を、
よんでみた。

KA・・・・・・

YA・・・・   

…マズイなこれ。



まゆうぞう


おか~~~~~ん!!!!
これ!加山雄三って書いてあるじゃないですか!!

教室の真中で、自分はああ~・・・と小さくなった。
小さくなってもロゴは大きい。

早く帰ろ・・・。

自分は放課後飛んで帰っておかんに言った。
これ!かやまゆうぞうって書いてあるじゃんかっ!!
「武道館で買った。」
きーてねー・・・。
おかんは加山雄三の大ファンです。

もーみんな言ってよ~…
先生達もどう思ってたわけ?街中の人も、
「アレ、見てあの子、かやまゆうぞうって書いたトレーナー着てるわよ。」
って思ってたにきまっとるやんけーーー!!
と子供心に、かなりふてくされた状態になりました。

ああ・・・・・参ったな。
と今でも思い出すと恥ずかしい。



でも、不思議な事に、自分は年をおう毎に
加山ファンになっていき、ハッと気づけば風呂の中で
口をついて出るハミングも、加山雄三。
ご機嫌になってくるとついふんふん歌いだすのも加山雄三。
しかも、小さいときから聞いてるから曲ほとんど知ってる。

マウデリ移動中、退屈になってくるとシャケに言うのも、
「ねえ加山雄三歌ってよ。」
(返事は、「やだよ!」もしくは「だめ。」ただし何度もしつこく
言うとたまにやってくれる。ふたりを~ゆーうやみがー)

ちなみに私が一番すきなのは、
ウルトラキャッチーな「お嫁においで」です。
拾いますた↓
http://blog.xuite.net/dsm030614/mylife/7715607?y=2007&m=02&st=c&re=list&p=1&w=0
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by mtdelicious | 2007-03-10 18:50 | ラブリーレイナ

前スレ続き。
この、駅で犯罪の片棒をかつがした後輩。
この子とは、大学時代、帰り道がいつも一緒だった。

大学で同じバンドを組んでいて、
部活後の夜遅くにいつも、かえろーぜーという感じで
連れ立って帰ったものだった。

彼はべーシストだった。
黒いボディのアトリエのJBで、確かヒップショットがついてたと思う。
もち4弦。
これは彼によく馴染んでいて非常な音がした。
アトリエはドンシャリで名が通ってて、自分もかつて
アトリエを買うか、どうするか・・と分不相応に迷ってみたものだけど、
彼が持つと、アトリエ特有のギラリとした音というよりは、
柔らかな玉のイブシ銀のような音がした。
ちょっと貸してよ、と私が弾いても、そのベースはもう
そういう音になっていた。
飼い主に似る。

電車が止まったことがあって、
これは今でも忘れない。
大混乱になった沿線上は、全ての改札が
フリーパスになった。
私達は迷った挙句、こうなったら歩くか!と腹を決め、
混雑をかき分けて改札をでた。
春の月夜で、ひっそり静まり返った町並みは青く光っていた。
アトリエは重い。凄く重い。
何キロもの道のりを、いつしかベースケースについている取っ手を
片方づつ2人でぶら下げて持ち、自分たちは延々と歩いた。
とそのうち、
どうせ電車は止まってる。
一番近道で、線路を歩こう!という事になった。

満月は、真っ直ぐな線路の一番先ににぽっかりと
浮かんで、ひと筋に私たちの線路を照らした。

一本の月光の上を歩くように、線路の上をどこまでも
影を付けて歩いたあの春の夜を、色んな事を忘れた今でも、
自分はよく覚えている。


私たち軽音楽部は、OB上級生下級生あわせると
相当な人数にのぼり、しかし後にも音楽をやる人は一人も残らなかった中、
私達のバンドのメンバーだけは、卒業後も全員が
少なくともセミプロになった。
音楽によって生きる人になった。

この後輩のライブを先日見たが、
相変わらず。
変わってないねえ。
一緒に観に行った先輩が暖かい表情でそう言う
目線の先を、私も熱くなる胸でじっと見た。

もし、これを読んでいたら。
覚えているかね?いいちこのポスターを、
駅員の目をかいくぐり、客の視線をあしらい、
ちょっとーイヤですよお~と渋る君のしりを叩き、
「いいから!ホラそっちがびょう取って!」
いそいでいそいで~

とえっさかほっさか持ち去ったあの日の事を。
なつかしいだろ。

いいちこの味はまだ知らない。
次に塩原に行ったら、いいちこ飲んでみっかな。
多分、甘い青春の味がする。
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by mtdelicious | 2007-03-10 01:56 | ラブリーレイナ