Bali の魔界
2008年 02月 09日
今回の旅は長野県の飯田でバリの雑貨屋を5件もやっているという友人が買い付けの合間にいくつか面白いところへ案内してくれた。
その中でも圧巻だったのがオダランというバリのトランス村祭り。
観光客はほとんど存在を知る事もないし、知ったとしてもその日の祭りは、ウブドから車で約1時間、始まる時間が9時頃と遅い上、いつ終わるかわからない。 そして寺院に入るのでバリの正装をしなければならないので勝手には入れない。 これらの問題は友人の仕事のパートナーであるワヤンと言うガイドの協力ですべてクリアできた。 なので生まれて初めてバリの正装をした。
20人近いガムランの楽隊が、寺院の別の場所で神様に向かってしばらく演奏した後、演奏しながらメインの会場に入って来る。
それと共に、既に神がかり状態になっている4人ぐらいを司祭のような人が引き連れ、その周りをいくつかの祭り用のカラフルな傘を持った人が囲んで歩いてくる。
神懸かりになっている人のうち2人は白と黒の馬の顔がついた2メートルぐらいの長い棒をそれぞれ持っている。
会場の中央にはココナッツの殻が山積みにされ、子供から老人まで村中のすべての人たちが取り囲み、見守っている。
寺院の高いところにあるバルコニーのような、日本の寺で言えば鐘つきをするようなところではガムランとは全く関係のないリズムで大きな木をたたいているのが怖い。
後から聞いたら神を下ろしているのだという。
とにかく何か、寺山修司やタルコフスキーの映画を見ているようだった。
とにかくそれまでは子供が遊んでいたり、村人が集まってギャンブルをやっていた場所の空気が急変した。
ココナッツに火がつけられそれを合図に音楽が殺気立った物に変わり、馬の棒を持った人たちが走り出して会場を全速でくるくる回り始める。
もえている火に突進して蹴散らし、火の上を何度も走る。
音楽は殺気立ったままMAXまで高まり細かく上昇と下降を繰り返す。
神懸かりの人はもう人間ではなくなっていて、面白い事に馬の棒が別の神懸かりの人に渡るとその瞬間に、その人も一瞬で同じ状態になり走り出す。
そのうちにその棒で周りで見ている人たちの頭をたたき出す。 たたかれた人達は明らかに痛そうな音がしているのに、ありがたいと思っているのか微動だにしない。
最後は司祭のよな人が取り押さえ、寺院の奥に連れて行きあぶないトランスの儀式は終わった。
アメリカやアフリカ、世界のあらゆるところ、多分日本でも縄文時代にはあったと思われる、一族の安全や繁栄のためのこういう儀式を実際に見る事が出来たのは貴重だった。
ほかにも神様の絵や写真からビブーティー(聖なる粉)が勝手にどんどん出てきてしまうという人の家に行って祝福のセレモニーをしてもらったり、パワースポットに行ったり、とてもすてきな場所でレイキヒーリングをしてもらったり、なかなかスピリチュアルな旅だった。
キョンシーまたはゾンビの親子
青君はこのとき既に熱があった。
神の館その1
3色のビブーティーが出ている。 とても珍しい吉兆らしい。
神の館その2
その中でも圧巻だったのがオダランというバリのトランス村祭り。
観光客はほとんど存在を知る事もないし、知ったとしてもその日の祭りは、ウブドから車で約1時間、始まる時間が9時頃と遅い上、いつ終わるかわからない。 そして寺院に入るのでバリの正装をしなければならないので勝手には入れない。 これらの問題は友人の仕事のパートナーであるワヤンと言うガイドの協力ですべてクリアできた。 なので生まれて初めてバリの正装をした。
20人近いガムランの楽隊が、寺院の別の場所で神様に向かってしばらく演奏した後、演奏しながらメインの会場に入って来る。
それと共に、既に神がかり状態になっている4人ぐらいを司祭のような人が引き連れ、その周りをいくつかの祭り用のカラフルな傘を持った人が囲んで歩いてくる。
神懸かりになっている人のうち2人は白と黒の馬の顔がついた2メートルぐらいの長い棒をそれぞれ持っている。
会場の中央にはココナッツの殻が山積みにされ、子供から老人まで村中のすべての人たちが取り囲み、見守っている。
寺院の高いところにあるバルコニーのような、日本の寺で言えば鐘つきをするようなところではガムランとは全く関係のないリズムで大きな木をたたいているのが怖い。
後から聞いたら神を下ろしているのだという。
とにかく何か、寺山修司やタルコフスキーの映画を見ているようだった。
とにかくそれまでは子供が遊んでいたり、村人が集まってギャンブルをやっていた場所の空気が急変した。
ココナッツに火がつけられそれを合図に音楽が殺気立った物に変わり、馬の棒を持った人たちが走り出して会場を全速でくるくる回り始める。
もえている火に突進して蹴散らし、火の上を何度も走る。
音楽は殺気立ったままMAXまで高まり細かく上昇と下降を繰り返す。
神懸かりの人はもう人間ではなくなっていて、面白い事に馬の棒が別の神懸かりの人に渡るとその瞬間に、その人も一瞬で同じ状態になり走り出す。
そのうちにその棒で周りで見ている人たちの頭をたたき出す。 たたかれた人達は明らかに痛そうな音がしているのに、ありがたいと思っているのか微動だにしない。
最後は司祭のよな人が取り押さえ、寺院の奥に連れて行きあぶないトランスの儀式は終わった。
アメリカやアフリカ、世界のあらゆるところ、多分日本でも縄文時代にはあったと思われる、一族の安全や繁栄のためのこういう儀式を実際に見る事が出来たのは貴重だった。
ほかにも神様の絵や写真からビブーティー(聖なる粉)が勝手にどんどん出てきてしまうという人の家に行って祝福のセレモニーをしてもらったり、パワースポットに行ったり、とてもすてきな場所でレイキヒーリングをしてもらったり、なかなかスピリチュアルな旅だった。
キョンシーまたはゾンビの親子
青君はこのとき既に熱があった。
神の館その1
3色のビブーティーが出ている。 とても珍しい吉兆らしい。
神の館その2
by mtdelicious
| 2008-02-09 21:45
| shake