マウントデリシャスの日記です。


by mtdelicious
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2006年 08月 31日 ( 1 )

本日の


先日の大宮でのライブ。
サウンドチェック後、斜向いの角のピアノ屋から音がしているので行ってみる。

そのピアノ屋は、全面ガラス張りになっていて、中で女の子が
グランドピアノを演奏しているのが丸見えだった。
音も隣三軒と云わず、四方十軒範囲で鳴り渡っている。
しかも相当に上手い。
このこに弾かせることで、店の宣伝をしているのだろうか、
と本気で思ったくらいの巧さと音量漏れだった。

年をとる程怖いものがなくなってきてよいと思う。
自分は物怖じなく店内に上がると(土禁だった)、少女に話し掛けた。
ここで、聴いてもいいですか?
もう一台あったグラピの椅子を指差して訊くと、
少女は快く承諾してくれた。

私は座って一曲聞き終わると、あれこれと質問してみた。
とても上手ですね、幾つですか、音樂高校ですか、
なぜここで練習してるのですか、
不仕付けな闖入者に対してにも関わらず、
ひとつひとつに、少女はまっすぐで健やかな答え方をした。

母はピアノ教師と聞いて、道理でこの気骨、と合点すると、
「今の曲は何ですか?」
と訊いてみた。

「ショパンの、スケルツォ」

今譜読みしている別の曲があるというので、
訊ねると、ブラームスだという。
では最後にそれをと頼むと、頷いてピアノに向き直り、
少女は弾き出した。
こちらも自然と譜をめくる手がのびる。

ひとつめくると、少女は礼を言った。
ふたつめ以降は、言葉はない。

見慣れぬメーカーの名を刻まれたそのピアノは、
古い昔のものだという。
あまり売られていないものだと話していた。

夕方にさしかかった町並みに、素晴らしい音色。
少女とブラームスと私。
本日の堪能、その1。


シャケおが、「あとでとなりのタイ料理や行こうよ~。」と
のたまった為、メンバー共々そのつもりでいたのだが、
サウンドチェックの進行が捗々しくなく、
よって別行動。

私とさみおの2人は、大宮ハーツを出て炎天下を仰ぎ見ると、
遠出は避けたい、と思った。
私は何にせよ、タイ料理、と聞いたときから、ココナッツスープ
を注文したいと思っていたので、
「タイ料理にしよ!!」
とさみおを強く促した。
彼は割とその意見に乗り気で、私は嬉しくなった。

さて、久しぶりのココナッツスープがテーブルに来て、
私の気分は最高潮だった。
そこへ、たどたどしく話す、多分タイ人と思われるかわいい店員さんが来て、
いきなり言った。
「わたし、このスープだいすき。」
エッ・・・・!?という感じで自分は皿から顔を上げた。
「わ、わたしもすきです。」
「トムヤムクンゆめい。でも、わたし、こっちがすき。」
トムヤムクンの方が有名であるが、私はこっちの方が好きだ、
という意味だろう。でも、なぜそれを?わざわざ伝えに・・・??
私は、多少疑問に思いつつも、
「ええ、わたしもそうです。ハハ
と答えた。
すると、いきなりさみおが言った。

「僕は、オネエさんがすきY。」
      (↑目の前の店員さんの事を指している。)
まいったなこりゃ、と思う間もなく、
「そう、これね、これ。」
と店員さんはココナッツスープを指差して、
さみおに優しくほほえみかけた。

「ははははは・・・」
さみおと私は目を合わせて笑った。店員さんも、
ちょっと怪訝そうにしてにこにこ。

あはは、そんなタイ料理屋に、
本日の堪能、その2


打ち上げには寄らず、直帰する事に。
次の日早い人もいるし、ボス以外は帰路についた。

「旧中仙道?」
「違う17号、旧17号。」
「新17号はどれ?」
「それはバイパス。」
「中仙道が旧17号。」
「それは旧中山道とは違うの?」
「とにかくユーターン。」
「いいなあ、ドライブか。」
「来ればいいじゃん。」
「ラーメン食いたい。」
「うまいところないの?」
「あ!あるね!近くに。」
「木を見たいんじゃない?私の木を。」

というように、喧々囂々、1つの車内で4人が
ひしめきつつ、着いたラーメン屋も人がぎっしり。

夏ノ17号。ガードレールに座って待つもまた一興。
夜のサーチライトに4つの影が長くなる。
本日の堪能、その3


ラブリー
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by mtdelicious | 2006-08-31 12:34 | ラブリーレイナ