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マウントデリシャスの日記です。


by mtdelicious
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ぱそこんの先生・2                          ラブリ


昨日、妹の大学へ、マウデリのチラシを張りに行った。
妹が、張れるとこ割とあるよ。といったので、
じゃあ明日出掛けついでにおねえちゃんも夕方学校に寄るよ、
というわけで、急遽張りに行く事となった。

妹は、今卒業制作の絵を描いている。
モチーフは、私だ。
妹は、課題の度に、何作も私を描いて来た。
それが、しかしそれは、
愛が無い。

つうのも、
私はいつも、どす黒い、真茶色の肌で
目は死んだように、
そして、キャラの濃い、
モテキャラとは程遠い、
まさに、「魔女」というに相応しい様子に描かれてしまうのだ!

自分はまず、学校に着くと、その一声として
「えをかくにんします」
と言った。
今アトリエには数人しかいないから、そっと入れるとのことだ。

そして、妹について、3Fアトリエへと上がっていった。

そして、他のこにばれないように、こっそりと
アトリエ内の妹の絵に近づいた。

よおし・・・・・・!!いいぞ・・!!
自分はこぶしを握った。
そこには、いつもと違う、色の白い、着物を着て横たわる
女性が描かれていた。
問題としては、足が太く描かれている点である。

と、妹が耳打ちした。
「たけしがいるよ」
何!?
自分は相当ためらった。
「ゆいくんもいるよ」
まじ?

どうも、アトリエは2つに仕切られていて真中についたてが
あるのだが、このついたての向こう側に、男子はいるらしい。

皆さんは、全身網タイツで出演し、歌ったり踊ったりする私を見て、
まさか、とお思いかもしれませんが、
私は、実際に、非常に、「おくて」
である。

そして、その場で妹と声を押し殺して、できない、やんな!だめだめ
などの激しい揉み合いを露呈した。

妹曰く「挨拶しな!」であり、
私曰く「そんないきなり急にむりむり」
という問答内容だ。

そして・・・・・ついに・・・

「たっ・・・・たけしっ!!」

自分は蚊の泣くような声で、ついたての陰より半分顔をだした
ような形で発信した。


たけしは気付かなかった。


「バカじゃん。」
横で鼻白む妹をよそに、
私は疾風のようにその場を飛んで立ち去った。

しかし、私は30秒としないうちにもどった。
「なによあんた。」(妹)
「せ、せろはんてーぷをかして。」
「フ・・・・・・・・、ちょっと待ってな。」

このように、急なぱそこんの先生との遭遇にも打ち勝ち、
自分は学校内をうろうろとして張り紙した。

妹の卒業制作は、2月22日より、東京都美術館に展示される。
出来がよければ、都や学校などから買い上げになる事もあり、
お金もちゃんともらえるらしい。

できれば買い上げになってほしい。そしたら何かかってくれるらしいから。
妹は17年度安宅賞を受賞したらしいので、その可能性はある!
それには、おねえちゃんを美しく描く事が鍵だ!

みなさんも、よかったら行ってみて下さい。
私は、この絵のモデルをやった時と同じ着物でみに行くつもりです。
by mtdelicious | 2006-11-11 18:05 | ラブリーレイナ