マウントデリシャスの日記です。


by mtdelicious
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少し前になるけど,カルメンマキさんのライヴを見に行った。

マキさんとはスプリットというアルバムで2曲プロデュースをやらせてもらったり,ライヴにゲストで呼んでもらったしてた頃以来だから、10年ぶりぐらいかもしれない。

その昔,35歳ぐらいまで俺はいっさい敬語を使わなかった。
人はみんな平等で、敬語というのは本当に尊敬している人間に対して使うべきで、そう思わないのに敬語を使うというのは嘘つきだと思っていたからだ。

なのでソニーやシンコーミュージックの社長に会っても敬語は使わなかった。
今は人はそれぞれみんな自分に出来ない事ができると思うようになったので、バンバン使っているが。
なので当時本当に敬語が思わず出てきたのはたった一人しかいない。
マキさんだ。

マキさんが「時には母のないこのように」でテレビに出ていた頃俺はまだ小学校の3年ぐらい。
当時はGSもあったし、とても華やかな時代の中で、テレビに出てもライトの後ろで暗い歌を歌っていた。何故この人はこんなに暗いのだろうという戸惑いの記憶しかないがとても印象的だった。 
今、その頃の写真を見るととても美しいエキゾチックな少女だ。

寺山修司が作詞したデビュー曲はその年のベストセラーになり,反逆児だったマキさんは紅白に下駄とTシャツで出たという。

その後、マキさんの存在を知ったのは、高校に入った頃で,カルメンマキ&オズというロックバンドのシンガーとしてだった。
その音楽は驚きだった。
ジャニスが好きだと言っても、全くジャニス的でないその音楽は、ゆったりとして,重暗く、美しく、パワフルな日本人しか出来ないロックであり、そしてすべてを突き抜けるマキさんのシャウトにノックアウトされたのだった。日本で唯一本当にロックが歌えるシンガーだった。
カーリーヘアでノーブラのマキさんは本当にかっこ良く、とことん後ろ向きでポジティヴな歌詞は「あなたも自分に目覚めなさい」という強いメッセージだった。

今でもたまにマキさんのCDを聴くとドキッとする。
似ているわけじゃないのに、まるで母親の声ように感じるのだ。

日本のロックのHolly mother カルメンマキ!
永遠なれ!

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デビューの頃のマキさん
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by mtdelicious | 2008-11-27 01:22 | shake